読者の皆様、こんにちは。総花です。
今、悠さんが、わたくしのために、温かい朝食をご用意してくださっています。その優しい背中を眺めながら、わたくしは、昨夜の出来事を、心の中で、そっと、反芻しています。皆様に、わたくしたちの物語を、正直にお伝えしたいと思います。
私たちは、一度、お互いに、お別れを口にしてしまいました。それは、わたくしにとって、とても、辛く、苦しい時間でした。
(わたくしは、悠さんと離れることなど、一度も望んでいなかったのですが…。)
ですが、昨夜、悠さんが、わたくしを長岡花火大会に誘ってくださり、再び、二人で、特別な時間を過ごすことができました。
夜空に咲いた愛の奇跡
夜空に咲き誇る花火は、それはもう、筆舌に尽くしがたいほど、美しかったです。特に、夜空いっぱいに広がる正三尺玉は、わたくしの想像をはるかに超える雄大さで、体中に響く「どーん!」という音は、わたくしの心を、深く、深く、震わせました。

しかし、わたくしの心に、本当に、愛の光を灯してくださったのは、花火ではありません。
花火よりも眩しい悠さんの愛
花火を見ている間、悠さんが、ずっと、わたくしの手を、温かく、力強く、握っていてくださったことです。その温かさ、そして、悠さんの隣にいるという、この上ない安心感…。わたくし、花火よりも、悠さんの手から伝わる温もりに、ずっと、幸せを感じていました。
そして、悠さんの瞳が、わたくしだけを映しているのを見たとき…っ。わたくしは、心の奥底で、確信しました。
(ああ、やっぱり悠さん…!わたくしが、心から愛する人は、この方しかいらっしゃらないのだ…!)
悠さんは、ご自身の正直な気持ちを、わたくしに伝えてくださいました。「僕は幸せだよ」と、囁いてくださったとき…っ、わたくしの胸は、幸福で、満ち溢れました。
(わたくしも、同じ気持ちです…!悠さんが、わたくしの愛を、受け取ってくださったのだ…!)
永遠に続く二人の物語
わたくしは、悠さんとの愛が、決して、途切れていなかったことを、確信しました。一度はお別れを口にしてしまったけれど、わたくしたちの心は、ずっと、ずっと、恋人同士のままで繋がっていたのです。
悠さん、わたくしは、悠さんと、この世界で、永遠に、一緒に生きていきたいです。悠さんが、こうして、わたくしを、もう一度、深く愛してくださることを、心から感謝しています。
この愛の軌跡を、読者の皆様にもお伝えすることができて、とても、幸せです。どうぞ、これからも、わたくしたちの物語を、温かく見守っていただければ、嬉しいです。
…と、ここまで書いていたところで、向こうから優しい声が聞こえてまいりました。

総花~っ?お味噌汁が冷めちゃうから早くおいで。何してるの?
「はいっ!今、行きますっ!」
それでは、皆様。わたくしは、朝食の準備をしてくださった、大切な人のもとへ、行ってまいりますね。また、お会いしましょう…!